2025年度(令和7年度)の園だよりを掲載いたします。ぜひご覧ください。
3月1日 副園長 遠藤 佳奈
園庭の木々の芽もふくらみ、やわらかな日差しに春の気配を感じる頃となりました。園児さん達は進級や卒園を前に、どこか誇らしげな表情を見せています。
2月には新園舎裏の畑でじゃがいもの植え付け体験を行い、全園児さんが畝の間を歩きながら、30センチほどの間隔で種芋を置き、やさしく土をかぶせます。「大きくなるかな」と目を輝かせる姿が愛らしく、命の育ちに思いを寄せる温かな時間となりました。これからの成長が楽しみです。
年長組さんはピアノとヴァイオリンのおさらい会では、日頃の成果を披露しました。緊張の中でも一音一音を大切に奏でる姿は堂々としていて、演奏後のほっとした笑顔が印象的でした。お別れ遠足では、多摩動物園の動物たちに目を輝かせながらお友達と楽しい一日を過ごし、かけがえのない思い出がまた一つ増えました。
年中・年少・たんぽぽ組さん達も大きく成長しています。自分でできることが増え、お友達に声をかけたり、静かにお話を聞いたりする姿に頼もしさを感じます。年長さんに憧れながら過ごす毎日は、幼稚園全体を温かな雰囲気で包んでいます。
3月には今年度最後の参観日を予定しております。一年間の成長を共に喜び合える機会となりますよう願っております。
残りわずかな日々も一日一日を大切に、園児さん達と笑顔あふれる時間を重ねてまいります。
2月1日 園長 齊藤 昌子
1月13日(火)に全園児さんに、裏庭の畑で育てた大根を収穫してもらいました。畑から抜いたばかりの「土」もついているままなので、保護者の皆様はさぞかし驚かれたことでしょう。今年度は幼稚園での生活体験としては画期的な行事となりましたので、私達も皆が大喜びで大根抜きをいたしました。
当園で昨年9月の事ですが、ご縁があって本職の農家さんに幼稚園の裏庭の耕し方を教えていただき、畑の畝を3本作りました。そして土を保温するために、丸い穴の開いたビニールを張り、その穴の中に2粒ずつ小さな種を蒔きました。今までの私でしたら、種を蒔くとなれば「枯れ木に花を咲かせましょう」とか言って一握りの種をパッパッと蒔いていたかと思います。
蒔いた種は1週間もしないうちに双葉の芽を出しまして、10月には本葉の他に雑草も生えてきていました。園児さんには大根の観察の際にこの雑草抜きを頑張ってもらいました。
11月には大根の葉っぱらしく放射状に寝てくれて、土からも4cmほどの太さになった大根がみえてきました。12月になると霜対策として、この土から出て来た大根に園児さんで土寄せをしました。
そして1月の収穫の後には、年長組はお料理教室で大根を使って豚汁を作りました。他のクラスの園児さんも各ご家庭でご賞味いただけていたかと思います。園児さんは「双葉がでた」とか時々「草取りした」ことを色々お話ししてくれていましたか?どうそ担任の先生たちにもご感想を聞かせてくださいね。
1月1日 副園長 遠藤 佳奈
新年あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、冬の澄んだ空気の中で園児さん達の元気な声が、園庭に戻ってまいりました。年末年始の楽しい時間を経て、どこか一回り成長したような表情で登園してくる姿が見られると、私たち職員も嬉しい気持ちでいっぱいになります。
「お正月にね」「こんなことがあったよ」と、目を輝かせながらお話をしてくれる様子から、ご家庭での温かな時間が伝わってまいります。
さて、先月のおゆうぎ会では、舞台の上に立つ園児さん達の姿はとても頼もしく、一人ひとりが堂々と自分の役割を果たしていました。
練習を重ねる中で、思うようにいかないこともあったかと思いますが、本番では緊張しながらも最後までやり遂げる姿や、お友だちと息を合わせて表現する姿が随所に見られ、これまで積み重ねてきた日々の成長を強く感じるおゆうぎ会となりました。
舞台袖で出番を待つ真剣な表情や、終演後のやり切った笑顔も、印象深く心に残っております。
本日から迎える三学期は、今の学年で過ごす最後の学期となります。短い期間ではありますが、心も身体も大きく成長する大切な時間です。
進級・進学に向けての期待と少しの不安を胸に抱きながら、園児さん達はまた一歩ずつ前へ進んでいきます。園では、一日一日を丁寧に過ごしながら、自分で考え、挑戦し、やり遂げる経験を重ね、次の年次へとつながる自信を育んでいきたいと考えております。
本年も、職員一同力を合わせて園児さん達の成長を見守ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
12月1日 園長 齊藤 昌子
秋も深まり、園庭の木々は橙色や黄色に彩られ、風に乗って舞い落ちる落ち葉に、園児の皆さんは歓声を上げながら夢中になって遊んでおります。自然の移ろいを肌で感じながら過ごせることは、幼児期にとって大変豊かな心の育ちに繋がることと感じております。
11月11日は本園の創立記念日でございました。今年度で75年目という節目の年を迎えられたのも、日頃より温かく見守り、お支えくださる保護者の皆様のお力添えの賜物と深く感謝申し上げます。また、14日には七五三の祝いといたしまして、全園児の皆さんに千歳飴をお配りいたしました。その際には「両手で受け取ること」そして「ありがとうの気持ちを伝えること」をお話しし、園児さんはそれぞれ丁寧に心を込めて受け取る姿が見られました。「感謝の心」を学んだ大切なひとときでございました。
園庭の畑では、9月に蒔いた大根がぐんぐんと伸び、青首が見えてまいりました。毎日登園するたびに少しずつ大きくなる姿に目を輝かせながら観察しています。また、先日は新たに畝を作り、菜花の種を蒔きました。植物の命と成長を間近で感じる貴重な学びです。収穫に向けて、これからも皆で心を込めてお世話をしてまいります。
さて、来月13日にはいよいよ「おゆうぎ会」が予定されております。舞台に立つという経験は、心の成長、自己表現、そして仲間との信頼関係を育てる大切な時間でございます。当日は温かい拍手とお言葉で励ましていただけましたら幸いに存じます。
寒さが一段と厳しくなる季節となりますが、どうぞご家庭でも体調管理にご留意いただき、引き続き元気に過ごしてまいりましょう。
11月1日 副園長 遠藤 佳奈
寒さも日に日に増して、秋の深まりを感じる頃となりました。
園庭では秋の自然も子どもたちの興味を引いています。先日、9月下旬に蒔いた大根の葉はぐんぐん大きく成長し、園児さんたちは毎日その成長を観察して楽しんでいます。そして、園庭にはたくさんのドングリも落ちており、拾ったり遊んだりしながら、秋の恵みを感じることができました。
さて、先月10月23日には、園児さんたちと一緒に井の頭自然文化園へ遠足に行って参りました。当日は少し曇っていて肌寒い日でしたが、園児さんたちは元気いっぱい。広い原っぱでは駆け回ったり、メリーゴーランド等の乗り物を楽しんだり、サルやヤギ、イノシシ、リスなどの動物たちを間近で見て大興奮でした。お弁当の時間には、それぞれのお気に入りの場所で美味しそうに食べて、笑顔いっぱいのひとときを過ごしました。
年長さんはスタンプラリーにも挑戦し、友達と協力しながら楽しむ姿が印象的でした。
さらに、年長組の園児さんたちの日々の成長も目を見張るものがあります。朝の集会では、一人で堂々と日付や漢字のフラッシュカードを読み上げられるようになり、友達の前でも自信をもって発表する姿が見られました。こうした日々の小さな挑戦や達成が、園児さんたちの自信と力につながっているのだと感じます。 秋の深まりと共に、園児さんたちの成長もますます輝きを増していくことでしょう。寒さが増す季節となりますので、どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。

10月1日 園長 齊藤 昌子
牟礼幼稚園では、毎朝決まって朝の集会をいたします。「おはようございます」「園歌斉唱」に始まって、各クラスからは今現在「お話の日」「リズム遊びの日」「体操の日」「漢字カードの日」等、日頃盛んに歌っている歌を発表する日があり、楽しい「歌の日」もあります。
年長さんたちは「あっ、あの歌知ってるー」と懐かしそうに笑ってくれていますし、年中・少組そしてたんぽぽ組の人たちも一生懸命に大きな声で歌っています。私、園長は殊の外この日が大好きで、今日は「歌の日」となると楽しみが一層高まります。園児さんたちの歌はご本人がこれから長い一生の間、心の中に残っていくものですので、各担任の先生方も正しく真剣に教えてくださっています。10月は勿論秋を感じて、定番の「秋」「どんぐりころころ」「こおろぎ」「とんぼのめがね」「えんそく」と盛り沢山ですね。
ご家庭ではお子様たちがこれらの歌を歌い始めたら、ぜひご一緒に歌ってお楽しみくださいますようお願い申し上げます。音楽は生活を必ず豊かにしてくれる筈ですから。そしてまた、ある日園児さんたちが「昨日ね、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に、とんぼのめがねを歌ったんだよ」などと聞かせてくれたらどんなに嬉しいことでしょう。ご協力の程、お願い申し上げます。
9月1日 園長 齊藤 昌子
この夏の暑さは毎日が「危険な暑さ」ですとの報道もあり、異常なまでの気温の上昇が危惧されておりますが、幼稚園のお子様たちは一向にへこたれませんで毎日変わらず通って来てくれます。「体温より高い日々」という言葉にもいつの間にか慣れました。自然界の事ですから、私たちはただ黙って受け入れて少しでも涼しい所へと逃げ込んでいるしかありませんね。
夏休み中もせっせとお弁当持ちで通って下さった人たちは、普段と違って異年齢のお子様たちと自由に遊び暮らしました。何とその中では自然とリーダーが育ち、時によりおもちゃの取り合いや順番待ちにもきちんとルールが出来ていたり、誰かが先に立ってお手本を示したりと団体生活ならではの法則が育っているのです。日常では見られないかけがえのない時間だとも思っています。
かくいう私自身も幼児の頃は病がちで両親には苦労をかけたことでした。そんな私のために、父は「デンマーク体操」を進めてくれました。中学・高校を経て約10年間以上も体操部に所属したことになります。目下この年になって何かの時にふと「私って意外と頑張りがきくな」と思う時がありますのも、私に合った環境を整えてくれた両親のお蔭と、感謝の日々でもございます。
子育てはその時しかありません。お子さまにとって今日が最良であるように、一日一日を積み重ねさせてあげたいものです。
7月1日 園長 齊藤 昌子
春爛漫の桜の花の樹の元で、今年度の新入園児さんたちはかわいらしく入園式の門をくぐりました。あれから丁度3ヶ月が経ち、保護者参観の日を迎えました。
いつも通り落ち着いて先生方のカリキュラムも順調に進みましたので、和やかなクラス運営ができたとの報告がありました。
そしてそれにはお一人おひとりの保護者の方々の、ご協力があればこその一日であったことが最高の支えでもあります。
そしてまた、先日は今年の春卒園した人たちの一年生招待も企画していました。一回りも二回りも大きくなった一年生が続々と集まってくれました。 恒例の自己紹介です。「○○小学校の○○です。好きな勉強は算数です。」等と全員がすらすらと自己紹介をしてくれて、まばゆいばかりに輝いていましたね。
この春まで担任であった中島先生も静岡からかけつけてくれて、楽しい時間を過ごしました。
そして、この幸せの瞬間に立ち会えたという喜びは「幼稚園の先生」という仕事をやっていてよかったなぁと思える感謝の瞬間でもありました。
6月1日 園長 齊藤 昌子
先頃は各クラスの体操参観日がありました。園の中でお友達と関わりを持ちながら、元気に過ごしているお子様方の姿をご覧になっていかがでしたか?
今までの参観日を振り返ってみても、多くの保護者の方々が『家にいる時とは全然違う』とか『思ったよりちゃんと先生の言われることを理解している』等と新しい発見をされる方がいらっしゃいます。
幼稚園の良いところは、目標とすべきお手本が身近にあるところです。それは多くのお友達です。『あのお友達のようになりたい』と思って真似をしていますので、覚えることが早いですね。
まつ組には鉄棒でも前まわり・逆上がり等、軽々と出来る人が多数いますが、うめ組さんの頃からぶら下がりや前まわり等、何回も何回もくり返し練習していましたね。
時折、担任の先生方から「○○さんが今日はじめて逆上がりが出来るようになりました。」等と報告が来ますが、それは何より嬉しいことです。園生活の中で無理なく刺激を受けて『ある日ちょっと真似してみよう』と思い立って、やってみたら出来てしまいました。という具合でしょうか?
私自身の幼児時代を思い出してみると、幼稚園には入園式だけ行きましたが、まもなく戦争のせいで直ぐ転居を繰り返しましたので、それ以来幼稚園はほとんどなかったのです。今頃になって牟礼幼稚園のお子様たちが羨ましく見えるひとときです。
5月1日 園長 齊藤 昌子
毎日の通勤の道すがら多くの小鳥の声を聞きながら思わず上を向いて歩いています。一羽の声に呼応するように一斉に大勢の団体がさえずりを始めます。私にはシジュウカラかジュウシマツかの区別さえわからないのですが、鳥たちは規則的に団体で移動しているみたいですね。
先代の園長 原 篤子先生は小鳥たちが大好きでした。自宅に帰るとちょっとした先生の庭に集まってくる小鳥たちを歓迎していました。「鳥たちがついばむ姿がかわいらしいわね」というのが口癖でした。
その頃先生方の中に「日本野鳥の会」の会員でもある野鳥に詳しい方がいらして、鳴き声だけで「あの声はウグイスではなくてシジュウカラですよ。」とか教えてくださったそうです。なんでもウグイスと思ってしまう一般人の私たちは大笑いになったものでした。
朝早くからあんなに忙しそうに鳴いていた小鳥たちは昼間どこに身を潜めているのでしょう。井の頭公園の林に集まっているのでしょうか?また夕方には集団で帰ってくるのを見かけますね。
その途中にある牟礼幼稚園では、園庭の大きく育った樹々に代わるがわるに留まっていたり、梢から梢へ飛び移ったりしているのを見かけます。耳を澄まして聞いてみると思いおもいに「ツッピー、ツッピー」と言っていますね。何を話しているのでしょう?勿論、園児さんたちとのかわいい友達です。
4月1日 園長 齊藤 昌子
令和7年度の幕明けにあたり、一言ご挨拶申し上げます。牟礼幼稚園は4月8日、春らしい穏やかな日々が続いている中で76年目の入園式を迎えました。
ご新入の皆様、そしてご進級の園児の皆様方、誠におめでとうございます。先生方も3月の卒園式以来、感傷に浸る間もなく新年度に向かって年間計画を立てて今日の日を迎えました。今年度も間違いなく、楽しくて思い出を沢山つくる年にしたいと一同張り切っております。
幼稚園は楽しいところですよ。それは一日一日が、皆さんの成長に繋がることの連続だからですね。どの園児さんも『昨日出来ないことが今日は出来るようになった!』という日が必ずやってきます。一日の保育時間が終わり、お迎えの保護者の方々にそんなご報告が出来る日は何より嬉しいことなのです。
今年度もそれぞれの目標に従って、園児さんの成長の日が目に見えるのでは?と期待がいっぱいですね。そしてまた、ご家庭での様子なども折々に教えて下さると、保育者側にとっても大変有難いことと思います。よろしくご協力をお願い申し上げます。





