2026年度 園だより 

2026年度(令和8年度)の園だよりを掲載いたします。ぜひご覧ください。

7月1日  副園長 遠藤 佳奈

 梅雨の晴れ間に夏の日差しを感じる季節となりました。園庭からは園児さん達の元気な声が聞こえ、いよいよ夏の訪れを感じております。
 さて、6月中旬には新園舎裏の畑で育てていたじゃがいもの収穫を行いました。2月に植え付けをした時には、小さな種芋が本当に大きく育つのだろうかと不思議そうな表情をしていた園児さん達でしたが、収穫の日には土の中から次々と顔を出すじゃがいもに大歓声が上がりました。
 「先生、まだあるよ!」「こんなに大きいのが出てきた!」と嬉しそうに掘り進める姿が見られ、中には一度に何個も見つけて得意そうに見せてくれる人もいました。自分達で植えたものが大きく育つ様子を実際に体験することは、園児さん達にとって大変貴重な経験になったことと思います。
 また、気温の高い日には水遊びも始まりました。今年は昨年度の卒園生の保護者の方からご寄贈いただいたプールを初めて使用しております。園児さん達は朝から「今日は水遊びするの?」と楽しみにしており、いざ水遊びが始まると歓声が園庭いっぱいに響き渡ります。
 先生達がホースで水を撒くと、「きゃー!」「つめたーい!」と言いながら大喜びで水しぶきの中を走り回り、びしょ濡れになって遊んでいます。梅雨の蒸し暑さも吹き飛ばしてしまうような笑顔を見ていますと、夏ならではの楽しさを全身で味わっていることが伝わってまいります。
 こうした自然との触れ合いや季節の遊びの中で、園児さん達は日々多くのことを学んでいます。お友達と協力したり、自分で発見したことを伝えたりする姿にも、この数か月の成長を感じます。
 一学期も残りわずかとなりました。一日一日を大切に過ごしながら、楽しい夏の思い出をたくさん作っていきたいと思います。


6月1日  園長 齊藤 昌子

 幼稚園での春の最大のイベントと言えば、「春の遠足」です。毎年「神代植物公園」へ出掛けていますが、今年はなんと当日が雨となってしまいましたので「遠足ごっこ」を行いました。
 当日は9:20の開門と同時に、おやつを詰めたリュックサックを背負った園児さん達が、ホールへ集まって来ました。窓の外は細かな雨に煙っていましたが、園児さん達の表情は晴れやかです。副園長先生のお話の後、「遠足の歌」に合わせて二人ずつ手を繋いで歩いたり、先生方のトンネルをくぐったりと、ホールいっぱいに元気な声が響いていました。
 その後は新聞紙を使ったゲームや「○×クイズ」「貨物列車ごっこ」「しっぽ取り」等、次々に遊びが続きました。特に新聞紙を使った陣取りゲームでは、「キャーキャー」と大歓声が上がり、最後まで片足で新聞紙の上に立っていたまつ組さんが見事優勝し、皆から大きな拍手を受けていました。
 そして何よりのお楽しみは、おやつの時間です。ホールいっぱいにレジャーシートを広げ、お友達同士で嬉しそうに見せ合いながら、ご家庭から持たせていただいたおやつを楽しんでいました。雨の日ではありましたが、園児さん達にとっては特別な一日となったようです。
 考えてみますと、幼稚園生活では予定通りにいく日ばかりではありません。けれども、その時々の状況の中で工夫しながら、お友達と一緒に楽しみを見つけていくことも、大切な経験の一つなのだと思います。
 降園の際には、「今日こんなことしたよ!」「ゲームで勝ったんだよ!」と、早速保護者の方へお話している人も見られました。ご家庭でもぜひ園での出来事に耳を傾けていただき、お子様との会話を楽しんでいただければ幸いです。園とご家庭とで成長の喜びを共有しながら、これからも楽しい園生活を積み重ねてまいりたいと思っております。


5月1日  副園長 遠藤 佳奈

 新緑がまぶしい季節となり爽やかな風の中、園児さん達は毎日元気いっぱいに過ごしています。
 4月に入園した園児さん達も、少しずつ園生活に慣れ、お支度をしたり、お友達と一緒に遊んだりする姿が見られるようになってきました。初めは緊張していた様子のお子様も、先生やお友達との関わりの中で笑顔が増え、「できた!」という喜びを感じながら日々を過ごしています。
 進級した園児さん達は、一つお兄さん・お姉さんになった自覚が芽生え、年下のお友達に優しく声をかける姿や、お手本となる行動が見られる場面が増えてきました。園全体の中で、自然と学び合い、育ち合っている様子が感じられます。
 また、朝の集会ではクラシック音楽の冒頭を流し、作曲者名と曲名を園児さん達に問いかける時間を設けています。4月はメンデルスゾーンの「春の歌」を取り上げましたが、最初はそれぞれに答えていた声も、月の終わり頃には大きな声で揃って答えられるようになってきました。音楽に親しみながら、皆で一つのことに気持ちを合わせる姿に、日々の積み重ねによる成長を感じています。
 園庭では草花や虫に目を向ける姿も多く、「これなに?」「みてみて!」と発見を楽しむ声があちこちから聞こえてきます。こうした自然とのふれあいの中で、園児さん達の興味や関心が広がっていることを嬉しく思います。
 これからの季節、園生活の中で様々な経験を積み重ねながら、一人ひとりの成長を大切に見守ってまいります。ご家庭でもお子様のお話に耳を傾けていただき、日々の小さな成長を一緒に感じていただければ幸いです。


4月1日  園長 齊藤 昌子

 やわらかな春の陽ざしの中、新しい年度が始まりました。園の桜も色鮮やかに咲きそろい、これから始まる一年への期待を静かに後押ししてくれているようです。
 ご入園、ご進級おめでとうございます。 
 牟礼幼稚園にご縁を結んでくださったこと、本当にありがとうございます。
 牟礼幼稚園の歴史を振り返りますと、開園当時は戦後間もない頃で、人々は食糧難に見舞われ、子どもの教育どころではなかった時代でした。私も子どもでしたので、当時の大人たちのご苦労はよく知っております。子どもである側も欲しいものを「買って!」とも言えず、気を使っていたのを覚えています。そんな中で私の両親やご近所のおじ様おば様達が子どもたちに目を向けてくれて、遊び場を確保してくれたり、絵の先生が絵画教室を開いて下さったり、土曜日曜にはマラソン大会や体操教室が開催されました。やがて、その集まりから牟礼幼稚園が創設されたのです。
 そして76年目の今年度も、当時の思いと等しく「牟礼の子どもたちの顔を輝くものにしたい」という思いで、幼児教育に取り組んで参ります。
 保護者の皆様におかれましては、新しい環境にご不安もおありかと存じますが、園とご家庭が手を携え、同じ方向を見て歩むことで、子どもたちはより安心して力を伸ばすことができます。
 今年度も実り多き一年となりますよう、職員一同心を一つにして努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。




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