●新入園児の笑顔のためにはまず先生の笑顔が大切!(2008年6月)
こんにちは!
入園式から1カ月半が経ちましたね。入園当初は緊張していた子供たちも、
だんだん自分らしさを発揮し始めているころだと思います。
今月から始まった「よしえせんせいの保育室」です! 全国の保育者の方に
少しでも参考になることが書ければ嬉しく思います!
毎月1回の更新です。楽しみにしていてくださいね!!
 早速ですが、私たち保育者が常に保育室で心がけておきたいことのひとつに「園においても子供たちが家庭で見せるような笑顔がみられるようにする」ということがあります。
 新入園児たちも緊張が取れるころです。保育室の中や活動のなかでも自然に自分らしさを出せるようにしてあげたいものです。

 保育室の中は賑やかで、先生のお話よりも違うことに夢中になったり、仲間ができはじめいたずらにますます磨きがかかったり、そんな風景が浮かんできます。
 そんな時、子供たちを受け止める先生が、イライラしていてはいけません。それを笑顔で受け止めるためのひとつの秘訣は「睡眠をたっぷりとること」です! 疲れていてははじけそうな子供たちについていけません。「どこからでもおいで」という気持ちで子供と向き合うには、先生に元気がないといけません。
 どんなにいたずらをしても、どんなに保育室から脱走しても、まかせて!! の気持ちで、落ち着いて対処することです。何をしても、先生には叶わないと思うと、だんだん子供たちは落ち着いてくるものです。

 次に大事なのは「事前の準備」です。前日に全ての準備(保育の準備・配布物の準備等)を済ませ、ゆとりをもって子供の前に立ちましょう。しかし、どんなに準備をしても完璧ということはありませんが、転ばぬ先の杖。毎日万全を期して臨みましょう!!

 この「睡眠」と「事前の準備」ができていれば、どんなことが起こっても笑顔で対処することができると思います。
 しっかり準備をして、子供たちの夢を見ながらしっかり睡眠をとって!! きっと明日が今日より楽しみになりますよ!!


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FUTO
 子供のジッーと見つめるあの目、あの声に魅了され、幼児教育にのめりこみ、笑いあり、涙あり、失敗あり…たくさんの喜びと感動の保育者生活35年。
 「私の師は子供です」と言い切れるほど、子供から、毎日たくさんのことを教えてもらいました。
 この経験を今、現役で頑張っていらっしゃる保育者の皆さんに少しでもお伝えすることができたら嬉しいなと思っています。
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