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新年度がスタートして1ヶ月、どの園も一生懸命なのが嬉しい限りです。しかし、子供達が中々落ち着かず、てんてこ舞いしている園もありました。特に新人の先生のクラスは先生自身に余裕が無く、それが子供達に伝わり悪循環しているように見受けられたり、職員同士の連携が気になりました。
こんな職員・・・こんな園が
■園長先生の問いに「聞いてません」「知りません」。…自分のせいじゃありません。
■先輩が名前を呼んでも返事もしない(まだ4月なのに!)。
■仕事を与えても報告がない。…新人は動くのが精一杯!
■笑顔が無い…。注意をすると、余計笑顔がなくなる。
■正職とパート・契約職員・派遣職員に差がある(意識の差がある)。
※上記の問題は「仕事」という認識があまりにも低い結果の表れです。
4月お邪魔した園より
マニュアルの読み合わせ・園方針書の読み合わせを毎日・毎朝行い、帰属意識や園職員としての心構えの徹底を図っていました。もちろん、全員立って元気の良い挨拶からです。
どの職員が新人かは、朝礼を見ただけでは分からないほどです。
マニュアルや方針書の効果
園(組織)は、一言で言うと同じ目的を持った人が、目的達成のために一丸となって目的達成のため全力を尽くすことが大切です。そして、園にとって必要な人材になって欲しい!
組織に必要な人材
◆価値観が一緒で、力がある人材=一番欲しい人です(人財)
◆価値観が一緒ではあるが、力のない人材=普通はこんな人(人材)
◆価値観が違い、力の無い人材=皆が迷惑します(人災)
◆価値観が違い、力のある人材=組織には必要ない人(人罪)
※新人はそこにいるだけの人材(人在)から、元気が取りえの人材へ
一般的に新人に力はありません。人材とそして育てるためにマニュアル・計画書は効果的です。まず、辞めないで「人在」としてそこにいることから始め、立派な職員として育ててください。ただし、マニュアルはあっても活用しないと何の価値もありません。方針書もただ読むだけでは何の効果も現れません。大切なことは耳にタコができるくらい(笑)繰り返し、繰り返し伝えることです。4月に“言った”は「禁物」。人間の記憶ほど曖昧なものはありません。
保護者から見れば正職もパート・契約職員・派遣職員も同じ先生(職員)です。全ての方が同じ価値観で仕事をしていける環境を作るのが大切。特に年度初めが肝要です。
マニュアルはあるのだけれど? 方針書はあるのだけれど? お悩みの方、マニュアルの無い方、方針書の無い方、相談したい方はネットを通じて連絡下さい。
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こんにちは。藤村寿哉(ふじむらとしや)、ふじむらの「ふ」、としやの「と」で、通称FUTO(ふと)さんです。正月生まれだからと言うわけではありませんが、楽しいことが大好きで、妻・娘2人をこよなく愛し、毎日全国の私立園を飛び回っています。
気がつけばまもなく50歳。しかしフットワークは衰えず、訪れた園は2000箇所を超えちゃいました。そんな私が、大笑いしたり突っ走ったりせず、「ふっ」と笑ったり、「ふと」立ち止まったりしながら、幼稚園・保育園・子供たちのことを考えたいろいろなことをレポートします。みなさん、ぜひ私のサイトに遊びにきてください。なるほどの見聞録でお役立ち情報満載です! |
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