●FUTOさんは見た! 2008年12月の旅日記(2009年1月)
 新年 明けましておめでとうございます。
 平成20年度も残り3ヶ月となりました。子供たちのために素晴らしい保育をお願いします。

 12月見聞録は… 発表会を見た!です。
 まだこれからが発表会という園のためにお伝えしておきます。

「発表会見聞録」
 発表会を、同じくらい大きな行事「運動会」と較べて、その行事の特徴・違いが良くわかりました。
 運動会は「園全体」「学年」の様子がよくわかりますが、ほとんどの場合開会式・閉会式などは「全体」ですし、かけっこやお遊戯、リレーなども「学年」単位で発表します。
 一方、発表会は「クラス」の様子がよくわかりました。劇・お遊戯など、ほとんどが「クラス」単位の発表だったからです。しかし発表会には制限がとても多くありました。「飲食」はもちろんのこと、立ち歩いたり、声を出したり、トイレに行ったり、園によっては写真、ビデオの撮影がNGなんて所もあります。運動会と比べると自由とは言えません。

 そこで皆さんは、保護者が発表会を観に来て、何を望んでいるのかを園で考えてください。

(1)普段の姿を見たい
 本番までの練習の様子や舞台裏の様子(開幕前や比較的長い幕間の時間を使ってプロジェクター・大型テレビで映し出したりしている園もあります)
(2)普段見れない姿をみたい
 舞台の上で発表している姿(これは当日じっくり観れるはず)

 保護者はこの(1)と(2)の両方見たいと思っています。また、「家族で1日(園によっては半日)楽しみたいと思っています。
 自分の子供が出演している時以外でも「楽しい!」と思って観てもらえる発表会内容を企画・演出しなければなりません。観ている人は皆ある程度不自由な場所に、無理やり座らされているのです。自分の子供が出ている時間以外の時間が苦痛で退屈なものであっては絶対にいけません!
 是非、最初から最後まで楽しめる演出を!

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FUTO
 こんにちは。藤村寿哉(ふじむらとしや)、ふじむらの「ふ」、としやの「と」で、通称FUTO(ふと)さんです。正月生まれだからと言うわけではありませんが、楽しいことが大好きで、妻・娘2人をこよなく愛し、毎日全国の私立園を飛び回っています。
  気がつけばまもなく50歳。しかしフットワークは衰えず、訪れた園は2000箇所を超えちゃいました。そんな私が、大笑いしたり突っ走ったりせず、「ふっ」と笑ったり、「ふと」立ち止まったりしながら、幼稚園・保育園・子供たちのことを考えたいろいろなことをレポートします。みなさん、ぜひ私のサイトに遊びにきてください。なるほどの見聞録でお役立ち情報満載です!
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