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11月も色々な園にお邪魔させていただきましたが、今月は「発表会」や「作品展」に向け保育を進められていました(発表会も作品展も各園によりそれぞれ方針や規模が違いますので、色々な見方や考え方がありました)。
その中で感じたことで、何よりも大切にしてほしいことが子供の成長を出す(わが子の成長がよくわかる)こと。
例えば、こんな工夫をされている園がありました。
作品展でその子供の成長を感じてもらえるように、絵画・制作物を4月から作品展まで並べて展示する。
(例:絵 画・・・4月自由画、6月遠足の絵、8月水遊びの絵、10月運動会の絵。その子の作品だけを縦に展示)
(例:テーマ・・・各部屋・学年でテーマを設け、全体を作品に仕上げる)
皆さんの園はどんな工夫をされていますか? 以前お伺いした園では、同じテーマの絵をクラス人数分壁一面に貼り出していました。これも良いと思いますが、同じ絵なので隣の子と比べてしまう親の心理もあるようです。「他の子と比べることなく、わが子の成長を見てあげてください」と言われても並べられてしまえば比べてしまいますよね。
とはいっても、工夫をされている園でも最終的には比べられるものですが、わが子の作品を見て「上手になったな」「わが子ながら上手だ」「初めの頃とは違うな」と感じられるような展示の工夫をしてほしいと思います。また、スタンプラリーや模擬店との併用など作品展だけではなく、企画全体で楽しむ工夫も増えてきています。その結果、作品展で親子で費やす時間も長いように思います。観ておしまいではなく、親子が語らいながら楽しく半日過ごせるようにしていただけたらと思います。
行事の併用と実施の仕方
作品展とバザー、作品展と模擬店、作品展と発表会、作品展を1週間開催(いつ見に来てもOK)
色々な組み合わせ・単独どちらもOK! 一番大切なのは子供の成長を感じさせ、職員が全力を尽くすこと。そして、楽しいこと。どんな行事でも一緒です。
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こんにちは。藤村寿哉(ふじむらとしや)、ふじむらの「ふ」、としやの「と」で、通称FUTO(ふと)さんです。正月生まれだからと言うわけではありませんが、楽しいことが大好きで、妻・娘2人をこよなく愛し、毎日全国の私立園を飛び回っています。
気がつけばまもなく50歳。しかしフットワークは衰えず、訪れた園は2000箇所を超えちゃいました。そんな私が、大笑いしたり突っ走ったりせず、「ふっ」と笑ったり、「ふと」立ち止まったりしながら、幼稚園・保育園・子供たちのことを考えたいろいろなことをレポートします。みなさん、ぜひ私のサイトに遊びにきてください。なるほどの見聞録でお役立ち情報満載です! |
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