●FUTOさんは見た! この夏の旅日記(2008年9月)
 8月3日は大阪に行ってきました。
 東京の暑さとは違う暑さが一段と堪えました。そこでは1、2年目の先生方を迎え研修をしてきました。
 FUTOの感想:1、2年目は真面目、素直です。しかし、当然ながら悩みは多いです。ただし先輩が話を聞いてあげている園の職員は悩みが半減し、救われ、ヤル気が出てきていました。

 8月4日は神奈川の園に! 0才から4才までの子どもの笑顔が素敵な園でした。
 この日5才児は宿泊保育に出掛けていました。
 FUTOの感想:バスをチャーターし園外に! キャンプあり・ハイキング・山登りありの盛り沢山の内容!
 園内・園外問わず、宿泊保育は良い! 他園では3才から宿泊保育もあります。いろいろ挑戦してみては?

 8月5日は東京の保育園に! 園庭が縦12M横3Mと狭い園(ホールもなし)でしたが、先生方の工夫で時間・部屋を旨く工夫され頑張っていました。
 FUTOの感想:場所がない・時間がないと聞くことがありますが、ここの園は、次の活動までの空き時間も無駄なく遣い、部屋の利用法も素晴らしかったです。
 例えば……15分間の空き時間が出来た! 先生が「みんなピアニカやるよ」一斉に子供が動き、隙間時間を無駄なく使っていました。各月齢で保育室は決まっていますが、空いている部屋は他の学年が有効利用! この日は3才が5才児の部屋(やや広め)で体操をしていました。

 8月6日から鹿児島の保育園へ3日間。
 親からの愛情を一心に受けて育つ子供たち。という良いイメージが強いこの社会。本当にそうでしょうか? 最近は、子供に気を使っている親がいます。なんとおかしなことでしょう。子供がほしがらないのに何でも与え、子供の欲求を充たしています。また、そのような親は、子供が絶対なので、学校にも何かあれば反発します。
 FUTOの感想:先生も子供も自分で考え動いて、感動の3日間となりました。おちこぼれを出さない! できない子はいない! その本物の教育現場を目の当たりにしました。先生は前日の子供の様子・当日の様子から一人ひとりにあった環境設定をします。その環境で子供たちが自然に活動をします。すべての答えは子供にあり! 子供を見れば大人(先生)が何をしなくてはいけないか分かる。次の活動(定着している)は先生は教えません。子供が考えて行動しているのです。挨拶は子供からするのです。先生からではありません。

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FUTO
 こんにちは。藤村寿哉(ふじむらとしや)、ふじむらの「ふ」、としやの「と」で、通称FUTO(ふと)さんです。正月生まれだからと言うわけではありませんが、楽しいことが大好きで、妻・娘2人をこよなく愛し、毎日全国の私立園を飛び回っています。
  気がつけばまもなく50歳。しかしフットワークは衰えず、訪れた園は2000箇所を超えちゃいました。そんな私が、大笑いしたり突っ走ったりせず、「ふっ」と笑ったり、「ふと」立ち止まったりしながら、幼稚園・保育園・子供たちのことを考えたいろいろなことをレポートします。みなさん、ぜひ私のサイトに遊びにきてください。なるほどの見聞録でお役立ち情報満載です!
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