●幼稚園・保育園選びは、大学を選ぶより難しい?!(2009年9月)
みなさん!こんにちは!
まだまだ残暑が残る地域と、紅葉が始まる地域と、やっぱり日本は広いと感じることができる9月(2学期)のスタートです!
今月も、はりきっていきましょう!!

『はっちゃんまんワールド』ブログは毎日更新中! http://hachamanworld.jugem.jp/
 仕事がら、日本全国1500か所以上の、幼稚園、保育園を回らせて頂きました。
 ただ見るだけではなく、子供に指導をしたり、職員と一緒に学んだり、保護者の方々にお話をさせて頂いたりと、なかなかできない経験をさせて頂きました。
 さて、早いところでは8月から、そして多くは11月までに、来年度の幼稚園・保育園の入園手続きが始まります。お陰様で『エチカの鏡』にYYプロジェクト(ヨコミネ式教育法)が紹介されてから、幼児教育に関する関心は一気に高まりました。
 そこで、幼稚園・保育園選びの考え方を私なりに考えてみました。

1、幼児期はすべての基盤である!
 この考え方が正しいとすると、やはりどんな子育てをしたいのかという考えを元に、それに合う園を選ぶことが重要です。1500か所回りましたが、特に幼稚園・保育園は、本当に一園一園違います。第一子の園選びの場合は、違いがなかなかわかりにくいと思うので、園見学や入園説明会、そして講演会等があれば積極的に参加してみてください。

2、決断は保護者がする!
 当り前の事ですが、時々入園願書を見ると、「子供がこの園が好きというので!」というのを見かけます。もちろん、子供の感想は大切ですが、2歳前後のお子さんが「この園はぼくにあっている!」という選択ができるとは思えません(笑)。
 その場合、例えば年長さんの子供の活き活きした姿が、我が子にも「ああなってほしい!」という姿であったり、目の輝きであったりという保護者の感覚を一番大切にして下さい。

3、先生の質!
 子供は、園の方針や、園舎や、園バスに預けるわけではありません。
 人に預けるのです。そして、その「人」というのは園長先生以下先生方です。
 それは、人と人の繋がりです。子供にとって、保護者と先生の関係が良好なことが絶対に望ましいことです。今まで、1500か所見てきて、先生の質を見極める3つのポイント!
 それは『笑顔・挨拶・環境整備(掃除)』です。

 ちょっと硬めの内容でしたが、一生に一度の園選び。参考にして下さい!!


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はっちゃんまん
 園と保護者と、園児の味方。
 北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
 理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。
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著作紹介
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