●「がんばる気持ち」のスイッチ(2006年9月)
みなさん、こんにちは!
もうすぐ暑い夏も終わりますね。今年の夏も色々なことがありましたが、
皆さんにはどんな夏のできごとがありましたか?
 今年の夏は何年かぶりに、高校野球の決勝戦に釘付けになりました。
 私自身も、リトルリーグからずっと野球をしていたにも関わらず、最近は仕事の関係でじっくり高校野球を見ることがあまりできずにすごしていました。
 転勤で北海道に5年ほど住んでいたこともあり、駒大苫小牧の「夏三連覇なるか!」と聞けば、第二の故郷のような気持ちがあってつい応援したくなり、新聞ではかかさずチェックしていました。
 そして決勝戦。相手は、リトルリーグ時代のスーパースター荒木大輔選手の出身、早稲田実業。結果は皆さんもご存知のように、延長15回引き分け再試合。この試合もすごかったですね!
 斉藤投手、田中投手が明日も投げるのか?という話題で日本中が持ちきりになりました。斉藤投手は先発、田中投手は一回からいきなりのリリーフ。ほぼ先発と同じです。
 二人の投げあい、もちろんすばらしいものがありました。
 私はこの二人を見ていて「自分を信じる自信」「仲間を信じる気持ち」「相手に負けないぞという闘争心」どれも我々大人が見習わなければいけないと思ってしまいました。そして、我々が日ごろ教えている、幼稚園・保育園の子供たちにも、この試合を見せてあげたかったと本当に思いました。

 現在、幼稚園・保育園で幼児教育を受けているすべての子供が、この二人のようになれる(決して野球だけが良いと言っている訳ではありません。あれ?言っているかな?)可能性は、誰にだってもちろんあります。
 ただ、「自信」「がんばる気持ち」というスイッチが入るか入らないかだけなんだと思います。
 そして、この「自信」「がんばる気持ち」のスイッチを入れてやる手伝いをすることが幼児教育・幼児体育の役目だと私は思っています。

 2006年は3月にWBCで日本の野球が世界一なり、高校野球で最高の感動をもらい、そしてこれから日本シリーズ、メジャーのワールドシリーズと気になることがたくさんあります。どんなドラマが生まれるのか、まだまだ私の楽しみは続きます……



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はっちゃんまん
 園と保護者と、園児の味方。
 北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
 理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。
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