2015.04.20 |
先日、子供たちが外で遊んでいました。
その一角に、子供たちが集まっていたので、何事か?と思い近づいてみると
1本の蟻の行列を前に色んな意見が飛び交っておりました。
「見て!すごい!」
「きれいに並んでる!」
「止めてみようか?」
「叩いても大丈夫だよね?」
と、白熱した模様。
と、一人の男の子が手に持っていた砂場遊びのスコップで、行列の上から蟻を叩いてしまいました。
その後です。まわりを取り囲んでいた他の子たちから、一斉に
「ああ!・・・これ、命だよ!」と。
善悪の区別
・嘘をつかない
・盗まない
・ 生命を大切に
・卑怯なふるまいをしない
・弱いものいじめをしない
毎朝、全クラス皆で唱和している言葉です。
毎朝、言っているということは、それだけ園が大切に思っているということです。すぐには理解できなくとも、将来いつかきっと大切な生き方ができるようになる・・・と。
そんな願いが、あの日あの時に垣間見えるとは・・・
些細なことですが、感動を覚えた一場面でした。
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園長 椎名 寿 |
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