●大人になると見えなくなるものなぁんだ?(2008年12月)
こんにちは! いよいよ師走、12月ですね!
今年も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
今年最後になりますが、今月も元気にいきましょう!
 12月と言えば、やはりクリスマス! なんだか年が終わる寂しい気持ちもありますが、クリスマスに向けてウキウキしてきますね!
 最近ふと思ったことがあります。それは、子供のころには見えるのに、大人になると見えなくなるものは? 私はすぐに、3つ浮かびました。
 1つめ「サンタクロース」。なぜか子供のころには、はっきりと存在が見えるものです。「見た!」という子供にはまだあったことがありませんが、子供の心には確実に見えています。私は、まだ見えています(笑)。しかし、なぜか大人になると見えなくなっているようです。サンタクロースは、一年に一度願いを叶えてくれます。しかし、その願いは色々な条件がつくこともあるようですが……。
 でも、願えば叶う。大人になると、サンタクロースが見えなくなるのか、願いが叶うことが見えなくなるのか……。
 2つめは「鬼」。2月になるとやってくる鬼や、悪いことをしているとどこからともなく来るといわれている鬼。これも、子供たちには見えています。
「暗くなったら帰っておいで。いつまでも遊んでいると鬼に連れて行かれるよ」、その存在が「これをやったら鬼にばれて大変」、「嘘をついたらエンマ様に舌を抜かれる」など……。
 子供にははっきり見えています。しかし、飛行機で携帯電話を平気で使おうとする(これだけは許せん!)大人たちには、この怖いものは見えないみたいなんです。目の前の視線がなければ大丈夫みたいな……。
 3つめは「約束」。子供のころ、友達との約束は絶対でした。その約束を破ろうとすると、指きりした指が針千本に見えてきて……。あれ? だれかに見られているような……。
 これも大人になると見えなくなってしまうのだろうか? 契約書には書いてないとか、最初はだますつもりはなかったとか……。

 子供が大人になるというのは、成長することです。
 しかし、この3つのモノのように、成長したら見えなくなるのは正しい成長なのだろうかと思ってしまいます。きっと、サンタクロースはそのあたりを見て、プレゼントを選んでいるのだろうな〜なんて……。

 また来年、元気にお会いしましょう!!

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はっちゃんまん
 園と保護者と、園児の味方。
 北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
 理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。
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