●夏休みはラジオ体操に参加しよう!(2008年8月)
こんにちは! 毎日暑いですね〜!
夏休みといえば、やっぱりラジオ体操でしょう!! って、ちょっと古いかな?
でも、このラジオ体操を通じて、色々と大切な事があったことを思い出しました。
今月は、ラジオ体操にまつわるお話です!!
 日本中で夏休みの期間が少しずつ変わってきましたが、一般的には7月20日位から8月いっぱいというのが夏休みの期間だと思います。
 私の子供の頃も今と変わらず、約40日間の夏休みがありました。夏休みだけを考えたら、今すぐ子供に戻りたいです(笑)。
 さて、夏休みで思い出すのは「ラジオ体操」と「宿題」です。そのラジオ体操も、私の頃は夏休み中毎日あったように思います。今は10日前後の地区が多いようです。色々な事情から仕方が無いのかもしれませんが、私の子供の頃のラジオ体操をちょっと思い出してみました。

 まずは、毎日ありました。休むのは余程の事がない限り許されませんでした。そして地域の色々な年代の方が集まっていた記憶があります。ラジオ体操が終われば、少し遊び直ぐに家に帰り、朝食を食べると10時までは子供は外出禁止です! 涼しい時間に宿題をするというルールがありました。
 10時前に家を出ようものなら、地域のおじちゃん、おばちゃんに叱られました。これは、今思うと生活習慣が乱れず絶対に必要な習慣だと思います。ラジオ体操を中心にした、早寝・早起き・朝ごはんです!
 そして最終日になると、皆勤賞の人には(少し休んでも、もらえたかな…?)鉛筆かノートがもらえました。たかがノートなのですが「タダでもらえる」という、この単純な目標の為にやっぱり必死になってがんばっていました。
 今の子供たちは、ノート1冊でここまで夢中になれるのかなと思うと、裕福というのが必ずしも良いわけではないように思います。
 さらに、ラジオ体操に集っていた人は殆どの人が知り合いで、褒められることもあれば、真剣に叱られることもありました。
 あの時は、あんなに嫌だったラジオ体操。でも今になって思い出してみると、大切な事がたくさん詰まっているんだな〜と改めて感じました。
 たかがラジオ体操、されどラジオ体操! 親子でがんばって参加してくださいね!!

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はっちゃんまん
 園と保護者と、園児の味方。
 北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
 理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。
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