●特別な目的が無くても競争が大好き!(2007年2月)
2007年も毎日忙しく飛び回っています。このひと月で約20回も飛行機に乗っています。
特に1月は北海道から沖縄まで、全国を飛び回りました。
全国の子供たちを見ていると、子供ってすごいな〜とつくづく思います。
 子供たちの体操やかけっこをしている姿を見ていると、本当に体を動かすことが大好きなんだと感じます。特に競争することが大好きです。たいした目的がないのに(笑)。
 大人は違いますよね。これに勝ったら、何かがもらえる。これに勝ったら、評価される。そのような理由があると一生懸命がんばります。しかし、子供はかけっこだけでも、本当に一生懸命、必死にがんばります。時には涙を流して悔しがったりもします。
 これは、私が思う幼児期の特徴だと思います。子供は、この遊びの中の競争から色々なことを学んでいるんだと思っています。そう思うと、幼児期にこの大切な競争心を養う体験ができなかったらどうなるんだろうと、ふと思うことがあります。

 子供は競争が大好きです。そんな目で見てみてください。
 新しい発見があるはずです。

子供は一気に集中する
 子供の集中力は素晴らしいです。時間もかけずに、それまでの状況を引きずらずに、一気に集中モードに入れます。私が突然、保育中に入って話をしたとしても「だれ?」と思う前に、一気に話を聞く集中モードに入ります。
これも幼児期の特徴です。

子供の可能性
 子供には無限の可能性があると言われています。昨日までうまくできないことでも、今日は突然できるようになったりします。しかも一つできると、どんどんできるようになっていきます。不思議ですよね……。
 努力もしないのに……、でもこの可能性を伸ばすには重要なポイントがあるのです。それは、「その可能性を信じてあげる人がいる」ということです。その人は保護者であったり、先生であったりさまざまですが、信じてあげる人がいるだけで伸びるです。不思議です。

まだまだ書きたいことはあります、それはまた次回に。
2月も全国の子供のすごさを体験しに全国を回ってきます。



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はっちゃんまん
 園と保護者と、園児の味方。
 北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
 理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。
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